私がどんな抵抗しても力を弱めてくれる気配もない

それに男の人の力に勝てるわけもなく私は生徒会長室に連れてこられた

「も~これから授業あるのに~」

私は頭を抱えて座り込んだ

「大丈夫、校長に言っておくよ」

弘が耳元で囁いた

「本当!?」

弘は笑顔で頷いた

「だから勉強しなくていいんだぞ」

弘は黒いソファーに座りながらコーヒーを飲んでいた