「みぃちゃーん!?」
「美羽ーーー!?」
さっきの人たちとは
違って聞きなれた声。
ガラガラガラガラ―――
「っつ!みぃちゃん!?」
「乃亜!?どうし、っつ!?」
やぶれた制服。
殴られて赤くなった顔。
2人は何となく
さっきおきたことが
わかったのかな。
「ごめんっつ、・・・っく。みぃちゃんがこんなめに・・あってるのに、のんきに・・・」
「乃亜は・・・、何も・・悪くないよ。」
「み・・・ぃ・ちゃん・・・」
乃亜は泣いて
何度もごめんと言いながら
私を抱きしめてくれた。
私は再び意識をなくした。
