―――――――――――― 私はわけあって この街に戻ってきて 高校に転校した。 その時は 翔太には彼女がいた。 でも私が好きだって 言ってきた。 ずっとお前のこと 忘れられなかったって。 こんな私好きだって 言ってくれる人が いるんだって思った。 だから付き合ってって言われて 断らなかった。 あとから聞いた話 付き合い始めて少したったとき 元カノから もう一度会いたい そう連絡がきたらしい。 ちゃんとけじめを つけようと 会うことにして―――