約束~あの日の約束~






なんだ、みんな騒ぎだして。
ま、いいか。と思っていた。
名前を聞くまでは。


「楠 美羽です。」


―――――――――!?


今なんつった?
確かに目の前には綺麗な
女がいた。


「じゃー席は桜木の横があいてるからそこで。」


「はい。」


俺のよこかよ。
ここは聞くべきか?
でも直感があたってれば美羽のはず。


「授業中とか困ったことあったら桜木にきけー。」


左は窓だし横は俺だけか。


「わかりました。」


でも何か変わった気がする。


じゃなくて
何か話したほうがいいのか?
やっぱ気になるし話しかけてみるか。



「ねぇっ。」


「はい、何ですか?」


「あ・・・何かって聞かれると・・・何も無いんですけど・・」


なにゆうか考えてなかった。



「そうですか。」