約束~あの日の約束~








「みんながゆってんの聞いた。2人のことだしとやかく言う資格ないけど、」



そうだよな。
美羽は俺が美羽のこと
好きだって
しらないんだもんな・・・



桃花を追いかけるべきなのか?
あんなに傷つけて・・・
あーもぉどうすれば




「でもね。」



何か怒られんのかなー。



「雄大が決めたことだし、間違ってないんじゃない?昔からだけど考えに考えてだした答えなのに、その答えにいまいち自信持てないよね。でも今まで雄大は間違ってなかったと思うよ。」



ガラガラガラガラ―――



少しの間ボケっとしてしまった。



「よーし。ホームルーム始めるぞー」




その声とともに
止まってた思考が動きだす。



え・・・。
美羽が俺のこと励ましてくれた!?



確かに最近、前に比べて何か
ふいんきやわらかくなったけど・・・
まさかこんなこと
ゆってくれるとわ・・・
やべー嬉し。




別に笑いかけてくれた
わけでもないけど・・・



美羽がこう
言ってくれるだけで
さっきまで悩んでたのが嘘みたいに
元気がでてきた・・・



まじ単純。