約束~あの日の約束~







「そうか?」



「そうだよー。」



ベットに座る。
とふと前を見ると



昔みんなで撮った写真が
目に入る。



もちろん美羽も
うつっている。


俺がどんなつもりで
置いてても
いい気はしないよな。



きずかないうちに
かたずけよ。



「あ、飲み物とってくるわ。」



「あ、うん。」



手を伸ばす。
写真に触れた瞬間



「どうしたの?」



げっ。



「なんでもねぇよ。」



「えー今何かしようとしてたじゃん。」



「そ、そうだったけか?」



俺はあわてて写真の前に
たった。



「何があるの?」



「何もないって。」