あらから2か月。
いつからか俺は桃花
桃花は俺を雄大って呼ぶように
なっていた。



街はクリスマスに
ちなんだ
イルミネーションで
きれいにいろどられている。


「雄大ー。もうすぐクリスマスだねー。」


「そうだなー。もうそんな時期だなー。」



俺はまだ・・・
桃花のことを愛せないでいた。



桃花が悪いわけじゃない。


自分でもわからなかった。



長年会っていなかった
美羽への気持ちが何で
こんなにも強いものなのか。



ただ、あの時の約束と
笑顔をおもいだしてしまう。



あの笑顔を
もう一度見たい。
そう思ってしまうんだ。



やっぱり俺は
桃花と別れたほうがいいんだろうな・・・。


こう考えることが増えていた。