ほら、後ろから足音が聞こえる。

ねぇ? 怖い?

フフ……
あなたは強いのね。

だけど、あなたは死ぬ。

だって、私が殺すんですもの!

まだ、信じないんだ。

じゃぁ、実際に殺してあげる。

どっちがいい?

苦しめられる。

それとも、
一気に逝っちゃう?

私は、苦しめる方が好きだなぁ~。

なんてね。


どっちもいやって言うは無しだからね。

当たり前だけど。


…………



「キャー!」

フフフ……ざまぁみろ。
私のことを信じなかったから罰が下ったんだ。



「ニュースをお伝えします」

毎日のように繰り返される殺人事件。
どうして、人は人を殺すのだろうか?
ニュースを見るたびに感じてしまう。



そんなこと言っているあなたが次のターゲットよ。

さぁ、あなたも犠牲者になりなさい。


世の中がそんなに甘くないってことを……。

綺麗事だけじゃ生きていけないことを教えてあげる。