どうやら

変わったのは俺だけではないらしい。


『君もか修吾!』


『あぁ』


長谷川は茶髪のツンツン頭になっていた。



不良の階段を登ったな。


なんかラッキーだぜ。



『二人とも変わったね』


笑みを隠しきれないようだった。

『りょーたの言葉が効いたよ』


『だろうな』


『なあ、君たち!
俺等で部活作らないか?』


孝の突然の言葉だった。


『おもしろそうだね』


『賛成するよ』