俺、天使☆



涼ちゃんは隣のクラス。

今日こそ部活のあと、一緒に帰りたい!

それで、聞きたい。

なんで、最近冷たいのん?




夏の試合が近いから、みんな練習は一生懸命。

私たち3年は最後の試合だもんね。

「5分休憩~!くるみ、タオル!」

「あ、ハイ!」



部活では普通に話してくれるんだよね。

涼ちゃんはキャプテン。






いつからだっけ?

涼ちゃんが、特別な男の子になったのは…。



気が付いたら、そうだったんだよね。


特に意識し出したのは、背がグンっと伸びた時。


声が大人の人に近づいた時。


手がごつごつ、大きくなった時。




「何ボケっとしてんの?はい、タオルありがとな。」

「え?あ、ごめんなさい。」

「休憩終わり~。紅白試合すんぞ~!」



みんなのタオルを回収回収。

ちゃんとマネの仕事しなきゃ。

ここまでも涼ちゃんに嫌われたくないもん。