忘れられない出会いは、親の期待に応えられずレベルを落とした高校。 中学では勉強中心な生活を変えて気合いを入れて入部した弓道部の先輩だった…
今からもう10年も前の話。今でも胸を締め付ける思い出…

1997年夏
『みずき今日部活行く??』
『う〜ん…どうしよかなぁ…テスト前だしなぁ…』
『私世界史で先生に質問あるから職員室行ってから部活に顔だすよ♪』
そう明るく言って職員室に迎った有紀奈。
中学からの友達。とにかくかわいい。性格も抜群だしほんと天使のような子!私とは家柄も性格も正反対なんだよねぇ。
世の中不公平だなぁ…と思いながら私は部室に迎った。
あっ私伊藤みずきといいます!なんの取り柄もなければかわいくもない、ただの高校生なんです↓