「さぁ、こちらへ」 と後ろの椅子に座らせてくれた。 そして 「あの絵はね不思議な絵なんです 私宛に届いたのです。」 「それも差出人は魔法使い と書いてあってね。ホホホ」 「ここの館長を20年もしてますが そんな贈り物は初めてでしたね」 やぱりケイさんの仕業だ。 「私はその絵を一目見て ココに飾ろうと決めたんですよ」 「え・・・どうしてここに 飾ったんですか?」 「この横のカンナの絵・・ 二つが同じ作者だと思ってね」 ホホホ と笑う館長さんは とても嬉しそうに2枚の絵を見ていた。