ラストキス 〜運命と言う名の下で〜

「はぁ〜、いつまで寝てるんだか。」

「恵?返事ぐらいしたらどうなの?」

おばさんはリンゴを剥きながら彼女に話しかけている。

「恵子…。」

おばさん、リンゴを剥いているが、まったく剥けていない。手が震えているからだ。その手には涙が落ちている…。

みんなは恵の事をケイと呼んでる。

やはり母親だ…。

恵子…。