ラストキス 〜運命と言う名の下で〜

「少し私に付き合ってくれませんか?」

米神は優しく僕に言った。するとすぐに立ち上がり、また病室へと歩きだした。

うつむいたまま僕は後を追った。

「缶コーヒー、ご馳走様でした…。」

米神は優しく僕に言った。

「私、この世界で新製品の缶コーヒーを飲むのが楽しみでして…。」

米神はどこか照れていた。