ふぅ、と何事かを精一杯やりきった様な、爽やかな笑顔をして、レイはリーフを振り返った。


辺りがキラキラと輝いている様に見えるのは、ただのリーフの目の錯覚か。


『というわけで、俺とサヤの分の部屋の用意宜しく』




―――居座るのか。


リーフとバルドは異口同音に心の中で呟いたのだった。