二人がレイと話をしている頃、フィリアは一人、騎士団の剣術の指導をしていた。
『ワキが甘い!!
本気でやってんの!?
ほら足元!!』
そんな調子で、五人もの団員を相手に剣を振るう。
指導を終え、一息ついていると、ルードが近づいてきた。
ルードとは一度剣を合わせたこともあり、フィリアも妙な気遣いをしなくて良いので、ルードをよく話相手にしていた。
『今日は荒れてんなぁ。
何かあったの?』
フィリアはルードをチラリと見て、鼻を鳴らした。
『あったも何も…最悪よ。
リーフ達に後をつけられて、挙げ句の果てに逆ギレされたわ。
まったく……何様!?』
『王様じゃね?』
フィリアはルードをジトリと睨んだ。
ルードは自分が"緑王"と知っても態度を変えない。
かと言って、そこが気に入っているのだが……
『……貴方もそういう冗談言うのね』
『あっはっは。
じゃあ、気晴らしに俺と手合わせしない?
前負けてから、結構頑張ったんだぜ?』
フィリアは緩く微笑んだ。
これも、ルードなりの気遣いなのだ。
『ありがと。
私、貴方のそういうとこ、結構好きよ』
途端にルードは赤くなって、フィリアから目をそらし、ブツブツ呟きだす。
『ったく、これだから女ってヤツは……』
『何してるの?
先行ってるわよー』
フィリアは不思議そうに首を傾げながら剣を取りに歩き出した。
『ワキが甘い!!
本気でやってんの!?
ほら足元!!』
そんな調子で、五人もの団員を相手に剣を振るう。
指導を終え、一息ついていると、ルードが近づいてきた。
ルードとは一度剣を合わせたこともあり、フィリアも妙な気遣いをしなくて良いので、ルードをよく話相手にしていた。
『今日は荒れてんなぁ。
何かあったの?』
フィリアはルードをチラリと見て、鼻を鳴らした。
『あったも何も…最悪よ。
リーフ達に後をつけられて、挙げ句の果てに逆ギレされたわ。
まったく……何様!?』
『王様じゃね?』
フィリアはルードをジトリと睨んだ。
ルードは自分が"緑王"と知っても態度を変えない。
かと言って、そこが気に入っているのだが……
『……貴方もそういう冗談言うのね』
『あっはっは。
じゃあ、気晴らしに俺と手合わせしない?
前負けてから、結構頑張ったんだぜ?』
フィリアは緩く微笑んだ。
これも、ルードなりの気遣いなのだ。
『ありがと。
私、貴方のそういうとこ、結構好きよ』
途端にルードは赤くなって、フィリアから目をそらし、ブツブツ呟きだす。
『ったく、これだから女ってヤツは……』
『何してるの?
先行ってるわよー』
フィリアは不思議そうに首を傾げながら剣を取りに歩き出した。

