青年の顔色が目に見えて悪くなった。
……ちなみに、城下ではこの様な話が民の間で話題になっている。
いわく、"若き王は契約者である緑王にベタボレ"。
―――真実であった。
『えぇっと、それは…』
その話は青年も聞いたことがあった。
『何を話してたの?』
再度リーフが尋ねた。
『いや俺花屋なので花の話を少ししてたんですよ!!
ちょうどフィリ様が好きな花を育ててるのでそれを譲ってくれないかと言われたんです、はい。
あ、ちょうどいいですねこれフィリ様に渡して下さい。
それじゃ!!』
怒涛の勢いでそれだけ言うと、青年は脇にあった、可愛らしい黄緑色の花が咲いている鉢植えをリーフに渡し、急いでその場を立ち去ったのだった。
リーフは少しだけホッとし、バルドは青年を哀れに思って深いため息をついた。
『さあ、もう満足だろう?
そろそろ城に戻ろう』
そう言ったバルドに、リーフはキョトンとした目を向けた。
『は?
何言ってるんだよ。
それより早くフィリアを追いかけないと』
そう言って、スタスタとフィリアの去った方向に歩いていく。
仕方なく、バルドもそれに続いた。
……ちなみに、城下ではこの様な話が民の間で話題になっている。
いわく、"若き王は契約者である緑王にベタボレ"。
―――真実であった。
『えぇっと、それは…』
その話は青年も聞いたことがあった。
『何を話してたの?』
再度リーフが尋ねた。
『いや俺花屋なので花の話を少ししてたんですよ!!
ちょうどフィリ様が好きな花を育ててるのでそれを譲ってくれないかと言われたんです、はい。
あ、ちょうどいいですねこれフィリ様に渡して下さい。
それじゃ!!』
怒涛の勢いでそれだけ言うと、青年は脇にあった、可愛らしい黄緑色の花が咲いている鉢植えをリーフに渡し、急いでその場を立ち去ったのだった。
リーフは少しだけホッとし、バルドは青年を哀れに思って深いため息をついた。
『さあ、もう満足だろう?
そろそろ城に戻ろう』
そう言ったバルドに、リーフはキョトンとした目を向けた。
『は?
何言ってるんだよ。
それより早くフィリアを追いかけないと』
そう言って、スタスタとフィリアの去った方向に歩いていく。
仕方なく、バルドもそれに続いた。

