「海美、好きー」
そうやって、いつも好きって言って?
「海美」
その声で私の名前を呼んで?
「行くか。」
大好きな笑顔をずっと傍で見さしてね。
「千尋、手繋ごう?」
「あぁ。」
これからも、二人でいろいろ乗り越えていこうね。
幼なじみはおしまい、
今日から二人の関係は、
特別な存在だもんね。
おわり★
↓オマケ
陸玖に付き合いを報告するために、千尋と体育館に行った。
「陸ー玖ー。アップルパイ★」
そう、今日の目的は本当は二人にアップルパイの差し入れだったから。
「海美、それに千尋。あっ、海美アップルパイありがとうな。」
私だけじゃなく、千尋も一緒にいるから陸玖はびっくりしてる。
「あのな、陸玖」
「私と千尋、付き合うことになった」
陸玖も喜んでくれるでしょう?
だってあんなに私に男の人、紹介してたもんね。
すると、陸玖は…
「千尋かよーーーっ!!」
と大きな声で叫んだ。
「うるさいよ、陸玖。」
「なんで千尋?」
「好きだからだよ。」
それ以外、付き合う理由あるの?
「千尋!俺の可愛い海美と付き合いたいなら俺を倒せーっ」
「「はぁ!?」」
駄目だ、陸玖が驚きすぎて壊れた。
「海美ー(涙)」
彼氏出来たら、出来たで、陸玖は文句言うみたい。
だけどちゃんと、千尋が守ってくれたから大丈夫だけどね。
おわり★