おさななじみ






「迷惑とかじゃなくて、びっくりしてて」





千尋の顔、見えないけど…耳が赤い。





「千尋、こっちむいて?」




「無理」





そう言われたら、見たくなるじゃん。





私は意地でも顔を見てやる、と千尋の顔を自分の手で包み、上にあげた。





すると、千尋の顔はたこみたいに真っ赤





「無理って言ったのに…」





そんな顔でにらまれても、全然怖くないよ千尋。





「千尋も、私が好きなの?」





そう聞くと、真っ赤な顔をさらに真っ赤にさせた。





「直球だな、海美…」




「だって、同じなら嬉しいから」




千尋も私と同じ気持ちなんでしょう?





他の女の人じゃなくて、私に、私にだけの特別な気持ちでしょう?




「俺は、海美のこと、ずっとずっとずっと…好きだ。」