次の日、朝起きたら陸玖はもう学校に行ってしまってた。
「お母さん、陸玖早いね。」
「なんでも、部活の集まりが朝からあるみたいよ。」
陸玖も部活、たいへんなんだな。
「あっ、海美。これ、アップルパイね」
「アップルパイ?朝から作ってくれたの?ありがとう」
だからなんかいい香りがしてたんだ。
「たくさん作ったから、昼に食べてね」
「本当にたくさんあるね。」
「千尋君がたくさんりんごくれたから」
こんなにたくさん、昼に食べれないかも。
「あっ、千尋と陸玖に持ってってあげようかな。」
千尋も陸玖もアップルパイ好きだよね。
「あら、いい考えね。きっと陸玖も千尋君も喜ぶわね。」
二人とも部活のあとはお腹すくだろうし…学校終わって家に1回戻って行こう。
「お母さん、アップルパイ残しておいてね。学校戻って私に行くから。」
「わかったわ、気をつけてね」
学校終わるの楽しみかも。

