幸福方程式。





「入れ…っ!」



頭上を飛んでいくボールを、俺は、そういえば先生元サッカー部でゴールキーパーだったよなぁ…とか考えながらぽかんとして眺めて、



「え゛ぇぇぇっ!?」



がこん!と音を立てて綺麗に決まったのを見て、全員で口をあんぐりさせた。



――残り12秒、3(スリー)ポイントシュート。



鮮やかな逆転劇だった。