楓は、頭を横にぶんぶんと振る。 「だだっ子みたいなことするなよ」 心は微笑んだ。 「ほら、涙ふけ。ついでに鼻もかんで、なんかあったかいもんでも飲もうぜ」 心はティッシュを渡す。 「バカ…」 「ん?」 「心の、バカ」 「バカって、お前なぁ」 差し出されたティッシュをもらい、くるりと後ろを向く楓。