さわさわと、揺れる原っぱにあたしは座って空を眺めていた。 きゅう、と自分の肩を掴む。 …あの時。 心の腕があたしをすっぽり覆ってた。 …そんなこと、思い出すだけで顔が赤くなるんだ。 でも、切なくなる。 去っていく、心の後ろ姿。 あたしを拒んでるみたいで、哀しくなってしまった。