「はぁ…」 「?」 突然、早紀のため息が静寂を止める。 僕は早紀の方を見た。 「そんな顔して… 思った通りね」 「なにが…」 「あたしのこと、考えてんでしょ?」 「え…」 「違った?」 「いや…」 その通り…。 「あたしのことはいいって言ったでしょ?」 そう言って早紀は笑った。 すごく綺麗な笑顔。 僕は数秒見とれてしまった。