『好きだ…』



『楓、好きだ…』





「わぁっ!」

ガバッと布団から飛び起きた。

「……なにもう」


朝っぱらから…


胸の鼓動はいつもより早く。

夢と言えど、心の顔を間近で見るのは…

乙女には…

キツい。