惚れ薬

「ソレ、惚れ薬」

耳元で囁かれた。

「っっ!!!?」

「南高校1年、鴻上 悟(コウガミ サトル)!!あの日の薬が効いて、先輩に惚れてます!!」

駆け出した背中。

「……若いなぁ」

熱った頬に、冷たい缶を押し当てた。

「……よしっ!!」

薬が効くかは、わからない。

けど……

今は、あの背中を追いかけてみよう。


だって、私も…



まだまだ、若い!!!!!


☆END☆