惚れ薬

「そっか、そっか。じゃ、コレあげる」

出されたのは1本のペットボトル。

「特別だよ〜!ソレ、惚れ薬なんだ。その子に飲ませちゃえ〜」

「あ………え?」

酔っ払いの勢いに、思わず受け取ってしまった。

「怪しくないから、大丈夫!南高校1年の津田 結菜(ツダ ユナ)でぇす」

言いながら、酔っ払いは闇に消えて行った。

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