駅までのんびり歩いた。ちょっとふざけたりしながら。ゆっくりゆっくり。いつの間にか太陽は少しずつ移動していた。気持ち悪い。まるで生きてるみたい。
あぁ、なんで地球は回るのかな。
地球は、もしかしたら、生きてるのかな。
呼吸。息吸ったり吐いたり。してるのかな。もしかしたら。
そう考えたら、太陽が生きてて地球の空を移動してるように見えても気持ち悪くない。
電車の中で遭遇したお兄さんと、別れた駅に到着すると、そのときにはいなかった犬がいた。首輪やリードのない極端な吊り目が愛らしい柴犬で、駅の出入り口の横でまるで番犬のようにして凛々しく座っていた。
「おぉ、ぽち」
みっちゃんは犬の鼻先に、手を差し延べた。すると、ぽちは「ぐるるぅ」 と唸ってみっちゃんのソーセージのような肉厚な指を舐めようとした。情けないことにみっちゃんはビビり倒してしまい、「おっ、ぽち。これはソーセージじゃないぞ」とかなんとか言って、手を引っ込めた。
「ぽち。ぽちぽちぽち」
あぁ、なんで地球は回るのかな。
地球は、もしかしたら、生きてるのかな。
呼吸。息吸ったり吐いたり。してるのかな。もしかしたら。
そう考えたら、太陽が生きてて地球の空を移動してるように見えても気持ち悪くない。
電車の中で遭遇したお兄さんと、別れた駅に到着すると、そのときにはいなかった犬がいた。首輪やリードのない極端な吊り目が愛らしい柴犬で、駅の出入り口の横でまるで番犬のようにして凛々しく座っていた。
「おぉ、ぽち」
みっちゃんは犬の鼻先に、手を差し延べた。すると、ぽちは「ぐるるぅ」 と唸ってみっちゃんのソーセージのような肉厚な指を舐めようとした。情けないことにみっちゃんはビビり倒してしまい、「おっ、ぽち。これはソーセージじゃないぞ」とかなんとか言って、手を引っ込めた。
「ぽち。ぽちぽちぽち」

