グリーングリーン

もっと。もっともっともっと。合理的に生きたい。明日には死んでるかもしれない。明日にはこの世の終わりと思うくらい絶望するかもしれない。そうならない為に、もっともっと合理的に生きたい。無駄はあってはならない。私は何に対しても、期待をしなければ絶望もしていない。それが一番合理的だし。そうすればきっと死ぬことも世界の終わりな絶望もしない訳だし。

もっともっと磨きをかける。

期待しない。

絶望しない。

その先に何がある?

それすらも期待しない。絶望しない。

「みっちゃん」

私はみっちゃんのがっしりした肩にもたれ掛かって、腕を絡ませて手を繋いだ。

「ずっとこうしたかった?」

みっちゃんは笑って頷いた。その瞬間、私をそっと突き放した。

「やりたくないことはしたらだめなんだよ。わかばにとって俺はそんな存在になりたくないから。わかばのしたいことをして。俺がどうとか考えないで」

「やめてよみっちゃん。お願い。やりにくい。このままだと嫌いになっちゃう」