「ほー、着いた。着いたよわかば」
みっちゃんが少年らしい好奇心に満ちた表情で、席を立つ。私も続いて席を立つ。そのとき、ちらっと座ったままのお兄さんを見てしまった。だから、バッチリ目が合ってしまった。こういうときに目が合うと、見てはいけないものを見てしまった気になる。そして何故か意味不明の羞恥心と罪悪感に苛まれる。
「あ、わかばちゃんの兄弟が美人って話さぁ、そりゃそうだよね。わかばちゃんの兄弟だもんね」
ニヤニヤヘラヘラしてる。そして席を立って私達の後に続く。しかし、ここまで人に小ばかにされるのは今まで生きてきた中で初めてだ。
「それがびっくりするくらい似てないんだよ」
「じゃあ、きっとどっちか拾われた子だわ。間違いない」
してやったりな顔に思わず噴き出す。
「多分、姉妹みんな拾われたんだよ。私はいっつもそう思ってる。寄せ集め姉妹だよ、世にも不思議な」
言ってて何だか惨めになった。こんなことは今日初めて会った人に言うべきではない。
「………本当だったらおとんおかんは神様仏様だね。何人兄弟?」
「4人姉妹です」
みっちゃんが少年らしい好奇心に満ちた表情で、席を立つ。私も続いて席を立つ。そのとき、ちらっと座ったままのお兄さんを見てしまった。だから、バッチリ目が合ってしまった。こういうときに目が合うと、見てはいけないものを見てしまった気になる。そして何故か意味不明の羞恥心と罪悪感に苛まれる。
「あ、わかばちゃんの兄弟が美人って話さぁ、そりゃそうだよね。わかばちゃんの兄弟だもんね」
ニヤニヤヘラヘラしてる。そして席を立って私達の後に続く。しかし、ここまで人に小ばかにされるのは今まで生きてきた中で初めてだ。
「それがびっくりするくらい似てないんだよ」
「じゃあ、きっとどっちか拾われた子だわ。間違いない」
してやったりな顔に思わず噴き出す。
「多分、姉妹みんな拾われたんだよ。私はいっつもそう思ってる。寄せ集め姉妹だよ、世にも不思議な」
言ってて何だか惨めになった。こんなことは今日初めて会った人に言うべきではない。
「………本当だったらおとんおかんは神様仏様だね。何人兄弟?」
「4人姉妹です」

