2006年4月。 あたしは優菜と一緒に中学生になった。 この時お兄ちゃんは18歳。 お姉ちゃんは16歳。 2人とも高校には行っていなかった。 夜の世界で働いていたんだ。 もちろん年齢を偽って。 お母さんはそんなお兄ちゃんたちに何度も謝っていた。 本当はそんなお母さん見たくなかった。 同時にあたしの無力さも感じた。