幼なじみ


あなたのこと…諦めようとしたって、君はそんなことも知らずに優しくするんだ。
私がいじわるを言ったって、我が儘を言ったって......

近くにいることが辛くて何度あなたのことを無視しただろう。

何度あなたを思って泣いただろう…。

あなたが私を大嫌いにならないと私は余計辛い思いをするの。

‥…―

そう思ってたあの頃の私は馬鹿だった。

あなたと話さなくなって、泣くことは無くなった。これで良いと思ってた。

…だけど違ったね。私は自分のことしか考えて無かったね..

あなたに辛い思いをさせて自分が楽になろうなんて馬鹿な考えだった。

今でも辛い事があるとあなたにメールしそうになる。

そんな私が馬鹿らしく思えた。
‥…馬鹿だよね。

もうあなたの着信音がなることもないのに…

期待してる私がいるんだ‥


あなたから誕生日に貰ったネックレス‥
なくしちゃったんだ‥
ごめんね…本当にごめんね…

‥…―

あなたと話さなくなって5ヶ月。毎日笑いあってたのが嘘みたいだね。

もう少しで卒業‥。
あなたと離れ離れになるね。

生まれた時からずっと一緒だったのにね‥。

保育園、小学校、中学校ずっと一緒だったよね。

お母さんから聞いたんだ‥。誕生日が2日違いで、同じ病院で生まれて、ベットが隣同士だったんだよって‥。


ずっと…ずっとあなたとは
運命だと信じてた‥。

たとえこの気持ちが伝わらなくても、ずっと一緒だと思ってた。


でも運命じゃなかったね…。
もう一緒にいることも出来なくなるんだ‥…。



…ううん、運命なんだね




…たとえあなたと離れ離れになることさえも。きっと…。


でもまた‥あなたと笑い会える日が来ると…



信じています…。