「だって先輩はガラスの破片じゃないですもん!」
「へ?」
「先輩は私を優しく包みこんでくれました。」
「そう?」
「はいっ!家を飛び出してどこにも行くあてのない私をココに誘ってくれたのは愛先輩です!!」
「そういえばそうだったね」
「はいっ!だから私は愛先輩にすっごく感謝してるんです!!」
「…ありがとう桜」
「いえっ!私はずーーっと愛先輩の見方ですから!!」
「私もずっと桜の見方だよ」
「わーい!大好きです愛先輩!」
「あたしも大好きだよ桜」
「決めました!私は将来結婚するなら愛先輩みたいな人と結婚します!」
「…は!?」
「だって、愛先輩カッコいいですもん!」
「あはははは」
私は思わず苦笑いしてしまった。


