「えぇ。病室に置かれていた箱の中に入っていたの」
多分その箱はMDが入っていた箱だろう。
あたしは気づかずに病室を出たのだろう
「これを見ながら心愛ちゃんに料理作ってあげてね」
「はい!!」
あたしはそのノートをバックへと入れた
「お母さん…たまには仕事以外で遊びにきてもいいですか?」
「いつでも遊びに来てね。愛ちゃんはあたしの娘のようなものだもの」
お母さんの目にはうっすらと涙が目に浮かんでいた
あたしは扉をあけ、懐かしいあの家に向かって歩き出した。
あたしの姿をお母さんは優しく見守った
パタンとドアをしめる音はなんだか切なくて、
自然と涙が出てきた
お母さん。
今までありがとう。


