【完】アップルパイ。~先生ト不良少女ノ恋~

「ゴメンね、愛ちゃん。今まで寂しい思いさせて…確かに愛と父さんに血のつながりはないわ。でも、父さんは本当に愛ちゃんのことを愛していたのよ」



あたしはその言葉を耳にして父さんの顔を見た



父さんの顔は真っ赤だった



「この前愛ちゃんが事故に会った時、お父さん急いでお花屋さんに言ってお花買って、愛ちゃんの所にいったのよ。拓海君が家に来たときにケータイの電話番号交換して、愛ちゃんの具合とか毎日電話して聞いていたんだから。」



母さんは笑いながらそういった



父さんはあたしから体を離し、あたしの目を見つめた



「何で産まれたときみたいに愛してあげられなかったんだろうな。ゴメンな。父さんと母さんの子は愛、お前一人だけだよ。父さんと母さんの家に帰っておいで」



あたしは大粒の涙を目から流した



「うんっうんっ!!!」



心愛は笑ってあたしを見る



「孫を…心愛を抱かせてくれないか?」



「…いいよ」



あたしは心愛を父さんの腕に渡した



「ぅあーー」



心愛はそういって父さんのほっぺをペタペタさわった



父さんと母さんはとても嬉しそうに笑っている



あたしにはその瞬間とても幸せな気持ちになれた