【完】アップルパイ。~先生ト不良少女ノ恋~


あたしは出産3日前という事で入院するコトにした



もちろん拓海と同じ病室に。



その頃から拓海の状態が急変した



自分で息が出来ないくらいになっていたのだ



そして喉には1つの管



拓海の命は1つの管によって繋がっていたのだ



それでも笑ったり、声を出したりするコトは出来た



ただ痛々しくて見ていられなかった



それでも拓海は笑い続けた



大ちゃんや桜がいつもお見舞いに来てくれた



拓海の姿については一切ふれなかった



「はいっ!先輩!!」



そういって桜はあたしに小包を渡した



「何?これ」



「いいから開けて見てくださいよっ!」



私は言われたとうり小包を開けた



中には赤ちゃんの洋服が入っていた



ピンクでウサギのフード付きの可愛い洋服だ



「可愛い!!!ありがとうっ!」



「へへっ!良かった♪」



「見て!拓海!!」



あたしはその服を拓海に見せた



「可愛いですね。ありがとうございます。大介、桜さん」



「気にすんなって!!」



そういって大ちゃんははにかんだ