「聞いてきた…って…」
「私が入院する前に行ってきたんですよ。」
拓海は淡々と答えた
「行ってきたって…なんで何にも言わないの!?」
あたしは少し力強くいった
「行くといったら愛は止めるでしょう?」
「もちろんでしょ!何で…」
「愛、私は後1ヶ月の命です。そして子供も1ヵ月後に生まれます。」
「何を急に…」
「愛、あなたはちゃんと両親と向き合わないといけません」
「…拓海?」
「愛の頭にはお父さんとのツラい思いでしかないんですか?昔オムライスを作ってくれたんじゃないんですか?たった1回かもしれないけど、愛は忘れたことないでしょう。」
「ないけど…でも!」
「愛!!いい加減にしなさい!!」
ビクッ!
私は拓海に怒られ体を震わせた
「私は…あなたが心配で逝けません…!!」
拓海は静かに泣いた


