【完】アップルパイ。~先生ト不良少女ノ恋~


青い空が眩しくて、太陽が眩しくて、あたしは思わず目をふさいだ



今は7月。



「やっぱ暑いなぁ…」



あたしは額から流れる汗を拭き、重い足どりで病院に向かった



「上手く笑えるかなぁ…」



あたしは昨日の大ちゃんの言葉が気になって上手く笑えない気がした



「拓海っ!」



あたしは満面の笑顔で名前を呼んだ



…つもりだ。



「いつもありがとうございます」



そういって笑う拓海はどこか寂しそうだった



「いいんだよ!気にしないで!!」




「昨日…」



「…昨日?」



拓海…昨日の事しって…る?



「昨日あなたの両親から電話が来ました」



「え…?」



何で…拓海のところに電話が!?