【完】アップルパイ。~先生ト不良少女ノ恋~


「五十嵐さんは体の調子はいつから悪かったの?」



先生はベッドに腰をかけた



あたしはベッドに寝転がったままだ



「今日の朝からです…」



「どういう風に?」



「吐き気とか…」



「五十嵐さん…生理はいつきたの?」



「え…?」



そーいえば生理が3ヶ月来ていなかった



でもあたしは来るのがバラバラだったからあまり気にしなかった



「その様子だと来ていないようね」



「…」



「はい」



そういって渡されたのは妊娠検査薬だった



「今検査してもいいわよ」



「…はい」



あたしは妊娠検査薬を持ってトイレに行った



保健の先生は相手が誰なのか聞いてこなかった