【完】アップルパイ。~先生ト不良少女ノ恋~


「ん…」



目を覚ますとそこは保健室



そして先生もいた



「愛…!!」




「先生…」



あたしは先生の目を直視できなかった



別に香澄とキスをした事を怒ってるんじゃない



ムカついてるけど。



でも先生からした訳ではないから



でも…直視できなかった



「大丈夫ですか?」



先生はとても心配そうだ



あたしの手を強く握っている



「大丈夫だよ」



「五十嵐さん?大丈夫?」



「え…はい」



保健の先生があたしが寝ているベッドカーテンを開けた



保健の先生がいた事にあたしはとても驚いた



あたしと先生の事を不思議に思わなかったのだろうか



「五十嵐さん、聞きたいことがあるんだけど」



「はい…何でしょう」



先生はとても険悪そうな顔をしていた