そーいえば先生も今頃着替えてるんだろうな
と思いながらあたしは部屋へ向かった
「この部屋です。着替えたら隣の部屋に来て下さい。メイクをして旦那様の所に向かいましょう」
「ありがとうございます」
“旦那様”って響きがいい
何だか顔がにやけてしまう
あたしは部屋に入りドレスを見た
「…っ!!」
ドレスは純白。
ちょっとだけレースがついているがデザインはいたってシンプル
バラのカットワークがキレイなマリエ
バックには大きめのリボンがついていた
隣にはオプションのティアラが置いてあった
先生のセンスを疑っていた自分が恥ずかしい
そしてドレスの横には手紙があった
それは先生からだった


