【完】アップルパイ。~先生ト不良少女ノ恋~


「遊んできてもいいですよ」



美香にも歩美にも聞こえないくらいの小さい声



教師と生徒の恋愛なんて難しいと思った



最初なんて教師を好きになるなんてありえないと思ったし



でも先生と出会って世界が変わった気がするんだ



「歩美!美香!やっぱり今日喫茶店寄っていこ!」



「え!?いいの!」



「うん」



「やったー」



あたし達は上機嫌で喫茶店にむかった



喫茶店についてメニューをみるとアップルパイがあった



あたしはアップルパイを食べた



「…」



やっぱり先生のアップルパイの方がおいしい!



「ゴメン!あたしやっぱり帰るね」



「え!?」



「また誘って!」



そういってあたしは先生が待つ家へと帰った