視線の方を見ると香澄って子があたしを睨んでいた
「何?あの子」
「あーあの子五十嵐先生の事好きらしいよ」
「は!?」
「五十嵐先生結構人気あるんだよ?」
「へー…」
まぁちょっと分かるけど。
でも先生あたしと結婚してるんだよなぁ…
その日は何とか終了した
今日は歩美と美香と帰ることにした
「愛、今日喫茶店に寄っていかない?」
「あー…無理かも」
「え!?何で!?」
「え~と…」
夫がいるからなんていえないし…
すると廊下の向こう側から先生が歩いてきた
あ!先生だ
と思いながらあたしは心を躍らせていた
乙女だあたし…
先生とすれ違った時に声が聞こえた


