「あなた方は自分の娘を信じる事も愛する事も出来ないんですか」 父さんと母さんは顔を背けた そして先生は土下座をした 「お願いします。お嬢さんを私に下さい」 その瞬間空気が凍ったような気がした 「何言ってるんだお前は!」 父さんはバンッ!と机を叩いた 母さんはオロオロしていた 「宜しい…ですよね?」 先生は顔を上げて父さんと母さんを見つめた 「勝手にすればいい!こんな親不孝な娘、私は知らん!!」 そういって先生にお茶を投げつけた