10分後



家に着いた



車の中はとても重苦しい雰囲気で



全員が無言だった



先生が運転して



あたしが助手席に



桜と大ちゃんが後ろに座った




横から見る先生の顔は



何だか怖くて



声をかけたくても




声をかけられなかった




家についたときは何だかホッとした



車から降りようとしたら




激痛があたしの足に走った