「先生の好きな人って…誰?」




あたしは思わず聞いた




たとえ先生の好きな人があたしじゃなくても




それでもあたしの気持ちは伝える気持ちだった





「スキな人は…」





あたしはツバを飲み込んだ





「素直で真っ直ぐな子です」





消えたーー!!!





あたし消えたーー!!!





先生ひどいよ!





期待させておいて…





あたしは心の中で号泣した。