「うわっ!コレうまっ!」 そういって梢はアップルパイをほおばりながらしゃべった 「でしょっ」 「何か…愛嬉しそう」 「そ?」 「ん。男でもできた?」 「ううん。できてないよ」 「ふ~ん。あたし寝るね」 梢はそのままベッドに潜り込んだ 次の日、あたしは学校に行く事にした 梢を起こさないように家を出た 久しぶりに朝の光を浴びた 久々に見る太陽は懐かしくて、 とても心が軽かった あたしは学校へと向かった