「待ってください菅原さん」
そういってブスから離れあたしの所に走ってきた
ブスはそこから立ち上がらずそこに座っているままだった
先生は私の手にぶら下がっているコンビニの袋を持ち私の手を引き歩いた
「やっぱりあなたもヤンキーなんですね」
そういう先生は少し寂しそうな顔をしていた
「まぁね」
私はそっけなく答えた
「夜中に女性に買い物に行かせてしまってすいません」
「いいよ。コーヒー牛乳飲んだあたしが悪いんだし。しかももう明るいし」
そう。
時間はすでに朝の5時を回っていた
「じゃあ帰りましょうか」
そういって先生と私は先生の家に向かって歩き続けた


