〈木下優姫さん20歳が乗っていた模様です。なお、生存者はいないようです〉
木下優姫…?
う…そだろ?
オレは目の前が真っ暗になった。
まるで世界の終わりのような。
そんな感覚だ。
オレは急いで空港に向かった。
空港につくとロビーがザワザワしていた
オレは拓海を探していたがすぐに見つかった。
拓海は…声をあげて泣いていた。
「拓海!!!!!!」
オレは人目なんて気にせず叫んだ。
「だ…いすけ?どうし…どうしよう!!優姫が…」
オレはどうしたらいいかわからなくなった。
オレも声をあげて泣きたかった。
オレ達は何もすることができずにただロビーに座っている事しかできなかった。
すると、この飛行機の関係者なんだろうか。
50代ほどのおじさんがでてきた。
帽子を深めにかぶりオレ達の前へ現れた。


