「ゆうくん、お誕生日おめでとう」
僕は今日、7歳になった。
少しだけ、誇らしい。
「ゆう、おめでとう。可愛く育ってくれてありがとう、なんて」
「お姉ちゃんの方が可愛いと思うけどなぁ」
「そう? ありがとう」
お姉ちゃんは、僕にいつも可愛いって言ってくれる。
でも……
「7歳からは、カッコ良くなるんだ!」
僕だって、オトコだから、ね。
お姉ちゃんは少し、寂しそうに笑った。
心配になって
「大丈夫?」
って聞くと、
すぐに
「あ、うん。大丈夫」
と返してくれた。
僕は今日、7歳になった。
少しだけ、誇らしい。
「ゆう、おめでとう。可愛く育ってくれてありがとう、なんて」
「お姉ちゃんの方が可愛いと思うけどなぁ」
「そう? ありがとう」
お姉ちゃんは、僕にいつも可愛いって言ってくれる。
でも……
「7歳からは、カッコ良くなるんだ!」
僕だって、オトコだから、ね。
お姉ちゃんは少し、寂しそうに笑った。
心配になって
「大丈夫?」
って聞くと、
すぐに
「あ、うん。大丈夫」
と返してくれた。